2018年10月24日水曜日

産地にこだわり始めている海外市場

本日はJETROの情報を発信します!

お茶は海外でも注目されており、
テイストの違いを吟味することに楽しみを感じている人も増えています。

お茶の産地の違いなんて外国人には分からない?

いえ、もうそんな時代は過去の話です。
海外で関心の高い人たちは味の違いを感じ産地にもこだわり始めています。


静岡茶を販売する私たちは、
産地にこだわり味にこだわりました。
特に静岡市の山間にある本山茶にこだわり、
美味しさを極め続けています。

そして、静岡茶の海外ブランディングや
他社の食材と合わせての海外展開を図っていきます。

2018年10月23日火曜日

世界の緑茶需要の伸びが凄い

テレビ東京「未来世紀ジパング 番外編」で2015年に放映された緑茶に関する番組です。
抹茶が注目を浴びていることをテーマに放映されました。
抹茶を飲んで健康になったことで本まで出版してしまった話など、
非常に人気が高まっていることが伝わってきます。




実際にデータとしても、日本からの茶の輸出は非常に伸びており、
今後も引き続き市場が成長していく可能性を秘めています。
静岡でお茶を生産している企業も、抹茶需要が高く供給が追い付かない
という状況だそうです。
以下の図は筆者作成。2017年の貿易統計から作成しています。
グラフをみただけでも日本からの輸出が相当伸びていることが伺えます。



抹茶は様々なお菓子や食品に混ぜることができ、
活用の幅がとても大きいです。
日本から海外へ自社の食品を輸出したいと考えている方は、
お茶との組み合わせで輸出を目指してみてはいかがでしょうか。

2018年10月22日月曜日

グローバルで関心の高まる緑茶~日本茶の新しい形~

お茶の関心は世界でも高まっています。
フランス人のソムリエであるステファン・ダントン氏。
お茶と果物の皮などを組み合わせたオリジナルのフレーバーティーを開発・販売。

日本人ではなく海外の人がお茶の新しい提案、
イノベーションを起こしている例です。

私ももっと日本のお茶文化を発信して
多くの外国人に静岡茶の良さを知ってもらいたいものです。



2018年10月20日土曜日

初めての輸出

製品を海外で販売していくにあたり、
考えなくてはいけないことがいくつかあります。

・輸出対象国の選定
・輸出対象製品の選定
・輸出方法の選定
・販売目標など

初めて輸出する場合、輸出に関する基礎的な情報収集や、
他社の状況や市場動向を把握することは最初のステップとして
必要になります。

ここでは、”輸出対象国の選定”について
考えてみたいと思います。

日本から見た場合、輸出ができる国は多岐に渡ります。
しかし、農産物や食品では農薬の検査もあるため、
よく調べて輸出対象国を選定する必要があります。
仮に農薬基準を考慮せずに輸出し、現地国で見つかった場合、
取引における信用問題に関わってきてしまいます。

輸出対象国を選定する場合、
自社の経営資源、現地での市場の伸びの状況、
現地でフィージビリティスタディをする場合の行きやすさなどを
考慮していくつか絞っていくのが良いです。

2018年10月9日火曜日

静岡茶の歴史

静岡のお茶はおよそ800年前に静岡県にある本山産地から生まれたと言われています。

由来としては、鎌倉時代に生まれた静岡出身の高僧・聖一国師が、
中国から持ち帰った茶の種を静岡市葵区の足久保の地域(本山産地)に
蒔いたと伝えられています。

かの徳川家康もお茶を好み、
標高1,000mの安倍山の井川大日峠山頂に本山茶を保管させ、
春に摘んだ新茶を秋まで熟成させ味わったと言われています。

実は京都の宇治茶と同じくらい歴史がある静岡のお茶は、
長い歴史を経てもなお人々に親しまれています。

この歴史ある味を世界に伝えていきたいものです。

2018年10月7日日曜日

静岡茶の海外展開について

私は静岡のお茶を世界に届けることを目標に
このブログを立ち上げました。

日本では「静岡=お茶」という連想が強いですが、
実は世界では「鹿児島=お茶」または「京都=抹茶」という連想が強いです。

なぜ、そのような状況なのでしょうか?

鹿児島県の農家などの生産者と自治体が一体となり
海外展開を後押ししたことが一因と考えられます。
現地国での商談会や展示会などを自治体が積極的に開催し、
販路を海外に求めた生産者が力を合わせたことが結果に繋がったといえます。

一方で京都は既に宇治茶が海外でも広く認知されており、”UJI-CHA”の愛称で
親しまれています。

私は鹿児島県のお茶も京都のお茶もとても美味しいと思います。
しかし、静岡のお茶もこれらに劣ることのない品質を持ちあわせているはずです。

静岡のお茶をもっと広く多くの方に飲んで欲しいという思いで、
静岡茶の海外展開を支援していくことを進めていきます。

このブログでは、「静岡のお茶をどのように海外展開していけばいいのか」
をテーマに、少しずつですが私が学んだことや経験したことをブログで
公開していきたいと思います。